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ストーム中の谷川岳

ストーム中の谷川岳

最近の谷川はどうなんかなーということで、昨日はストーム中ではあったが、様子を伺いに1人で谷川岳へ。

 

スキー場も雪が少なく峠リフトも開いていないので、おとなしく夏道からのアプローチ。

 

想像してはいたけど、相変わらず雪は少ない。それでも12/9に来たときよりは増えてた。

樹林帯の雪は風の影響を受けてなくて、低密度。この藪がうまるんだから、豪雪地帯なんだとつくづく感じる。

尾根に出たあたりで上部を見るとあら、真っ白、風も強まってる。

まぁトレーニングがてら行けるとこまで行ってみるかというとで進んでみる、天狗の留まり場をすぎたあたりから徐々に視界もなくなり風も強まり、肩の小屋の手前ではホワイトアウト&吹き飛ばされそうなストロングな風。

トボトボと小屋に逃げ込み、少しでも視界が出る淡い期待をしつつ、下る準備をを整え、さぁ行こうと小屋を出たら

はい、変わってませんでしたー。真っ白、爆風です。

なんかよくわからない写真になっていますw、風が強くて悠長に写真を撮ってられませんでしたw

 

滑走なんか無理ですよねー、ザックに板を付け、徒歩で下山決定です。

 

トボトボと視界のあるとこまで徒歩で下り、俺は板を持って登山しに来たわけじゃねぇーんだ滑りに来たんだ!ということで、視界が出てからはバンクドスラロームのように曲がりくねった登山道の底づきしない低密度なパウダーをヒャッホー!!!

自分の中でつじつまを合わせました。

 

こんな感じで山のコンディションが整う前に、いいトレーニングができました。

 

最近では雑誌やネットで雪山初級者に向いている山として谷川岳もよく紹介されていますが、天候が悪化するととても厳しい山に変貌します。経験を積み、しっかりとした装備を準備、綿密なプランニングをして事故のないように谷川岳に臨んで欲しいですね。